Mazzi Fine Art Blog
イタリアの偉大なる音楽家への敬意 No.63
2020-07-06 by
Maci
イタリアを代表する映画音楽の巨匠
Ennio Morricone
エンニオ・モリコーネ
アカデミー賞を受賞したエンニオモリコーネは、転倒の影響で2020年7月6日、ローマのクリニックで夜に亡くなりました。
タリアと世界の映画の最も美しいサウンドトラックの作者は92歳でした。
MAZZI FINE ART のファースト・コレクションは、エンニオ・モリコーネの音楽が流れて、
アーティストが創り出したアート作品の世界と素晴らしいコラボレーションを実現しました。
MAZZI FINE ART
ファースト・コレクション
偉大な音楽家であり作曲家でもあり、
50年以上にわたるキャリアで、500本以上の長編映画/テレビの音楽を手がけてきたモリコーネ。
彼はローマで生まれ、サンタ・チェチーリア音楽院で作曲技法を学んだ後、作曲家としてテレビ・ラジオ等の音楽を担当。
1950年代末〜60年代前半から映画音楽の作曲を始め、
小学校の同級生だったセルジオ・レオーネ監督の『荒野の用心棒』(1964年)が世界的に大ヒットを記録。
マカロニ・ウエスタンを代表する作曲家となる。
モリコーネは、当時、マカロニ・ウエスタンの映画製作費が非常に少なかった為、
彼はその困難な状況を克服する為に
音楽に使用した楽器は、なんと、人間の口笛でした。
素晴らしいアーティストは、困難状況においても素晴らしいアイディアと創作を実現します。
そのクリエイティブな精神にリスペクトしてください。
その偉大なる精神性から、彼の偉大な映画音楽は数々の大ヒットを生み出し、アカデミー賞を幾度も受賞しました。
映画に出演したクリント・イーストウッド(Clint Eastwood)は、この映画で非常に有名になり、その後はご存知の通り、素晴らしい映画俳優、映画監督、映画プロデューサーに昇格しました。
『天国の日々』(1978年)、『ミッション』(1986年)、
『アンタッチャブル』(1987年)、『バグジー』(1991年)でアカデミー賞にノミネート。
『ニュー・シネマ・パラダイス』(88)のメインテーマでも知られ、
それ以降のジュゼッペ・トルナトーレ監督の作品でも音楽を手がけています。非常にシンプルで美しいイタリア映画です。
クエンティン・タランティーノの敬愛でも知られ、彼が監督した『ヘイトフル・エイト』(2015年)でアカデミー作曲を受賞。1995年にベネチア国際映画祭の生涯金獅子賞、2007年にはアカデミー名誉賞が贈られたました。
ぜひ、皆様もイタリア映画の巨匠が創り出した美しい映画を鑑賞してみてください。
人生の、時代の、深い情景や感情が美しく表現されています。
素晴らしいアート作品に触れる、
MAZZI FINE ART
1 コメント :
Lica 🦋
2020-07-07 (Tue) 16:56PM
『荒野の用心棒』の口笛に魅了されて、懸命に口笛を練習した頃を思い出します😙 素晴らしい作品の背景にあった偉大なる精神性を心からリスペクトします。そして、本当に素晴らしいMFのアートに触れる…ここにもまた、アーティストの偉大なる精神性の繋がりと継続を感じています。Maci さん、今日もありがとうございます😊
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